Learn from different cultures

無秩序な中国人ばかり目立つ昨今ですが、30年ほど前は一般にまだ経済的に恵まれず、医療を受けるにも難しく、中国人民は早朝から公園などに集まり、健康増進のため(有自主性)に気功や太極拳など盛んに励んでました。
故郷や家族や老いた人々を、尊重する意識は相当高く、先生を「老師」と呼び、儒教に培われた文化も習慣も、今は陰り始めてる。現代の日本人から見ると、マナー的には認めにくいが、
何事も諦めずに成し遂げる、行動力は今も大したものだ!
ある時、シルクロードの拠点でもある西安を訪れたら、回民街では、流暢に英語を話す露天商のおばちゃんに、片言の英語で話しかけると「あんた英語へたやねぇ」中国語で話直すと「中国語も大したことないねぇ」と一蹴され、さすがユーラシア拠点市場で働く行商人さんは、語学にもトレンドにも猛けて、ホント頭の下がる思いをした。
中国では英会話も公園に自由に集まって、先生もいないのに誰かれなしにトーキングして、会話力を上達させている。中国人に限らず外国人は皆、とにかくよくしゃべる! 普段から会話力の重要性を感じない、静かな日本人は伝達・交渉・プレゼン等、コミュニケーション下手!
上海空港でトランジット中、いくつもの大きな買い物袋を下げた、日本のおばちゃん達が、珈琲ショップのお姉ちゃんに、訳の分らんカタカナ英語で「レッギュラーコーシー、アッメリカンコーシー…」などと連発し、羞恥心のカケラもないのか?
少しも通じず「中国人は英語も判らないダメねぇ…」とか、「中国人はマナーが悪いから…」とか、「アホばっかりや…」とか、あげく何も注文できずに、文句タラタラ 去って行った。困ってる日本人がいたら、普段なら助けてあげたけど、あまりにも滑稽すぎて、関わりたくない思いが優先した。
「郷に入れば郷に従え!」じゃないけど、事前にもう少しは会話力とか歴史観とか、身に着けてから渡航してほしい。因みに、珈琲ショップのお姉ちゃんに後で聞いたら、だいたい意味判ってたらしい(苦笑)