先祖への感謝の意を示し、念仏 を称える。
古来、中国から伝来した「念仏」を調べてみると、
念仏は、本来「禅」であり、究極の健康術であった。
合掌しながら、約10分ほど、念仏を称えていると、
まるで、滝のように、背中から汗が涌き出してくる。
汗が涌き出る理由は、合掌し続けることの生体電流と、
声は無暗に外に出さず、体内(髄)に響び(共鳴)かせ
息継ぎ(細く深く長く、そして均一な腹力呼吸)にある。
その結果、気血の巡り(血行・分泌・代謝)は、促進し、
深部体温も免疫力も高まり、どんどん元気になってゆく。
因みにウィキペディアによると、念仏(ねんぶつ)とは、
仏教による行のひとつで、仏の姿や功徳を思い描いたり、
その 名号(みょうごう)を、口に出して呼ぶこととあり、
サンスクリット語では、”ブッダーヌスムリティ” で、
仏陀に対する帰敬、礼拝、讃嘆、憶念などの意を示す。
日本では、一般的には、浄土教系の宗派において、
合掌礼拝時に「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」と称え、
称名念仏(しょうみょうねんぶつ)を指すとされている。
また、中国観によるところの、念仏(ねんぶつ)とは、
中国では2世紀後半に、浄土経典(浄土三部経)が伝えられ、
初期の中国浄土教では、念仏三昧・観想念仏が主流とされ、
後に念仏と禅が融合し「念仏禅」が主流となったとされる。
「念仏禅」は、念仏と禅が完全に融合したものではなく、
教養ある僧侶や知識人などは、禅を行うことができるが、
庶民には、禅は難しいため、念仏をすすめたとされている。