「頭寒足熱」ホントの意味 → 結論から言うと「体内にも対流（血液循環）起こそう！」ってぇ事なんです。僕流に言うなら「頭涼足温」ってぇとこかな？ 　

例えば、焚き火してると周辺の空気は温められて、上昇気流を発生させます。空からは冷たい空気が下降してきます。これは大気の循環 → いわゆる「対流」です。 　

２足歩行する人の、頭を「空」とみたて → 頭を涼しく、足を「焚き火」とみたて → 足元を温めれば、体液にも「対流」が発生し、体液分泌／血液循環がよくなるってぇ事ですねぇ。 　

人は重力の影響を受け、常に上から下へと圧迫され続けてるので、夕刻になると → 肩や首や頭部の分泌は悪くなり「肩コリや目の疲れ」など感じ始め、足元の血流は停滞し → 血管から血液の水分が抜け出し「浮腫（むくみ）や怠さ（だるさ）」など生じさせます。 　

併せて、人を含め哺乳類は「冬眠」という大昔の習性のなごりが、今も遺伝子として受け継げられ、睡眠しようとすると血流を抑え体温を下げ続けてゆく。その結果、起床時に体は冷え切って動きも鈍く、しばらく動いてると正常に機能し始めます。 　

脳内を含め、殆んどの細胞修復は睡眠中になされるらしく、大きめサイズの室内ブーツなど履いて眠れば → 血流も体温も程よく保持し、睡眠の質も向上（浅い睡眠にて夜よく目が覚める／眠ってると足がよく攣る（つる）など軽減）し、細胞修復も活性化し体調もよくなってくる。 　

足湯や半身浴が推奨される所以が「頭寒足熱」です。例えば、防寒靴や防寒ズボン履いてると、上半身少々薄着でもポカポカしてます。「冷えは万病の元（もと）」です。特に足元を冷やさぬようお心がけください。 　

全ての不調の根源は、血流（分泌代謝）の滞りです。肩コリも腰痛も冷え症も.. 血流悪いとやる気まで失われ、さらには癌（がん）までも.. どうぞ常に（オールシーズン）足湯状態／頭寒足熱（頭涼足温）でお過ごし頂ければと、心から願う次第です。

きちんと結果を得るために必須「柔軟体動７つの要素」→ ① 跳ねる ② 揺らす ③ 伸ばす ④ 曲げる ⑤ 回す ⑥ 捻る ⑦ ほぐす／特に下肢（脚の付け根からつま先までの脚部全体）の柔軟さを得るには「ほぐす」が不可欠。

脚は第２の心臓（下肢の筋肉及び血管ポンプ作用で停滞しがちな血液循環／分泌代謝を促し全身の臓器機能を補完する）と言われるほどに、特に下肢の弾力＆柔軟さは必要不可欠。

頭部までも血液循環よくなると、目はよく見え、耳はよく聞こえ、脳の働き／集中力や判断力も、全身の機能が冴え始め、疲れを.. 辛さを.. 痛みを.. きちんと排除してくれる。

心も体も柔軟だと、血液循環（分泌代謝）も神経機能もよくなり、病いにもならなず、そして雑念なく、心穏やかに過ごせば、物事すべて、順調に進みて、福を呼ぶ。

　隅々まで血流（分泌代謝）よくし、血中酸素量も高め、自律神経調え、体も心も弾力さと柔軟さを得て、喜びや楽しさを日々感じて過ごせるよう、「魂の力」を養ってゆこうと実践し続けてます。ぜひ参考になさって頂ければと..

　この世も自身の潜在力も、可能性に満ち溢れてます。心のあり方（魂の力）が、体調を左右させる大きな要因です。「魂の力」を養うには、気功（入静／禅や瞑想を含む）による「練功」がお薦めです。手軽で有効なのは「念仏禅やプルプル体操」です。

　因みに「練功」とは、「気を練るためのトレーニング」と解釈頂ければいいです。併せて「雑念を払う」とは、例えば「悩み／不安／思案ごと」などあると、それらが「頭や心」から離れず、いずれ心身ともに病んでしまいがちです。

「悩み／不安／思案ごと」など排除してゆく事も含め、「雑念を払う／無心になる」ってぇ事で、加えて「気を練る」ってぇ事は、先ずは体の隅々まで「気を巡らせる」ってぇ事なんです。

　重ねて「雑念」とは、「考える事」自体が「雑念」ですので、「雑念を払う」ためには、先ずは「感じる事／例えば内観法」に専念し続け、その後「無の時間」を静かに過ごせるようになり、やがて未曾有の力を得てゆきます。

　勿論「気を巡らせ」終える際は、「収功／隅々まで巡らせた気は、必ず丹田へ収める」ってぇのが必須です。「収功」を怠ると、反って体調を崩しかねません。どうぞ参考になさってくださいませ！