アガリ症で、悩んでみえる皆様へ
前回の日記で、その3「心の余裕を得る」方法の概念のみお伝えしました。
今日は、気功に併せておこなう「心の余裕を得る」細胞へのインプット法としての、
その具体的なトレーニング法を、できるだけ分りやすく、お伝えしようと思います。
結論からお話しすると、人前で緊張せずに、スピーチなどしたい時には、
一心に、落ち着こうと、専念せず、
ある程度、気分を高揚させておくことも、必要です。
例えば、プロレスラーがリングに上がる時、すでにエキサイトした状態ですよね!
これと同じように、スムーズに話し始めるためにも、ウォームアップが必要です。
但しあまり気分を高ぶらせすぎると、反って失敗することが往々にしてあるので、
ほどほどに気分を高揚させながらも、一方では落ち着きを維持してゆくワケです。
この状態を、“静かなる高揚” といいます。
さて、“静かなる高揚” 状態を習慣化させるための、細胞へのインプット法とは?
A-1大輪調気功 ⇒ B三段逆式吸気法による “静かなる高揚” 術 ⇒ C前屈
(上半身を前に曲げる)ストレッチ ⇒ A-2大輪調気功の順で、
普段は勿論、スピーチなどの直前も練功しておけば、細胞はその習性を帯び、
いつの間にか、人前でも緊張せずに、平然と話せるようになってきます。
次回は、三段逆式吸気法による “静かなる高揚” 術 についてお伝えします。