海藻食べて免疫アップ! 今日は「海藻」の効能について、以下に列記します。
1. 低カロリーの健康食 → 100g当たり、寒天3kcal ・もずく4kcal ・ 乾燥わかめ7kcal と、海藻は低カロリーでありながら、食物繊維・ビタミン・タンパク質を始め、ヨード・リン・カルシウム・マグネシウムなど、海洋ミネラル が豊富。
2. 代謝を良くし体温など調節 → ヨード(ヨウ素)は、甲状腺ホルモン チロキシンをつくる元素。チロキシンは、成長期における発育促進に関与し、臓器の新陳代謝を高め、体温など、さまざまな身体機能を調節する。
3. 血圧もコレステロールも下げる → アルギン酸エステルという食物繊維や、アミノ酸のタウリンを含み、血圧やコレステロールを下げ、脂肪の沈着を予防する。
エイコサペンタエン酸(EPA)も含まれ、血中コレステロールを減らし、血が固まってできる血栓を予防する。青魚の肝油にEPAが豊富なのは、餌となる海藻から取り込むからである。
4. 貧血防止や整腸作用にも効果的 → 赤血球のヘモグロビンとなる鉄分を多く含み、貧血を防止し、繊維質は、腸内活動を活発にする。昆布のヌルヌルは、消化管内をきれいにする整腸作用によって、便秘・下痢にも効果的。
5. ガンや生活習慣病など抑制効果 → 多糖類(硫酸多糖)であるフコイダンによって、NK細胞は活発に機能して、ガン化し始めた細胞を察知し攻撃するため、ガンなど抑制効果が期待される。免疫機構には、異物を攻撃するマクロファージやキラーT細胞などがあり、フコイダン は、これら2つの細胞も活性化させ、免疫力を高める。