“脳には 沢山のエネルギーが 必要” 脳の重さは、体重の約2%しかないのに、心臓から脳に流れる血液量は、全血液量の約15%もある。酸素量も全身の消費量のうち、約20%も脳は消費している。
脳のエネルギー源は糖質と酸素、これらは血液に乗って運ばれる。だから血液が十分に送られないと、脳細胞は衰え、老化を速めてしまう。“しかし人の脳は、いつも貧血状態”
手を少し切ったとき、手を肩より上に上げておけば、やがて血は止まる。人は重力の影響を受け、心臓から上への血の巡りが悪く、常に貧血状態! 人の老化は、心臓より上部から始まる。
首・肩・背中のコリはもちろん、目・鼻・口・耳… 脳機能の低下は著しい。したがって人は意識的に、心臓から上への血の巡りを良くしておかないと、どんどん頭部の機能は衰え、老化速度を速めてしまう。
骨も、肉も、血管を含む、全ての器官機能は、常に重力によって圧迫され続け、足先から戻ろうとする血液まで上昇しにくくなり、すべての体液循環が滞る。