気血は、河水の如く!→ 流れのない池水は、酸欠を起こし腐ります。流れのある河水は、呼吸(浄化)し続け水質は保たれます。参考:水の学習室(河川の浄化対策)サイト
人の心も細胞も、まったく同じで… 河水の如く、常に気血を巡らせてれば、病むことなく、いつも元気でいられます。河の水は流れがあるので、水温はあまり変動しません。
流れのない池の水は、夏はすぐ温まり、厳しい冬には凍りつきます。流れが滞ると、河水も澱(よど)み始め、やがて腐臭が漂ってきます。
河辺の環境も悪化し、動植物(微生物を含む)も生息できなくなります。また無風の暑い夏でも温度差で気流がおき、河には風が吹きます。夏の夕涼みスポットとして、風を運ぶ河辺に人が集まる理由の一つです。
身体の場合も、日頃から気血のめぐり(流れ)が良ければ、炎症(病気)を引き起こすことなく、熱も冷えも解消できるワケです。最適な体内環境を保てれば、免疫(抗病)機能は、確実に高まります。
病気は、気の滞りや偏りによって生じます。気血も河水のごとく、流れがあれば、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。気血のめぐり(流れ)を良くして、最適な体内環境をつくっておきましょう!