元気に生き抜く秘訣 → 気の力を増幅させ、古皮質と呼ばれる脳部を、活性化することです。人は進化の過程で、新皮質(考える脳)が発達してきましたが、その反面、原始的生命機能(生き抜くための生理機能)を受け持つ、古皮質(感じる脳)は退化傾向にあると考えられます。この古皮質が、優位に働く野生動物は、ストレスを上手く発散させ、自然環境に適合しやすく、病気に打ち勝つ能力が優れています。
その証拠に、野生動物は、人間のように、自殺なんてしないし、死の直前まで生き抜く力を維持し、齢老いても認知症になりません。そして、生き抜くために、環境変化をすばやく本能的に察知したり、時には、時空をも超越するほどの、予知行動をとることもあります。人間も、環境変化など、自然の摂理(太極の理気)に従い、気を張って(練って)生きれば、病気にはなりません。気が緩んで(薄れて)いると、体調を崩したり、物事が順調に進まなくなったりします。
このように、健康や活動を左右するのが、気の力なら、いつも気の力を、充電しておきたいですね! 医療や年金、労働環境など、様々な問題をかかえる今日、無理を承知で、頑張らなきゃならない、厳しい時代です。無理がたたって、体を壊す前に、いつまでも元気で、不安なく生き抜くために、日頃から気の力を鍛え、丈夫な体を養っておきましょう。次回は、深部体温を上げる方法!を掲載しま~す。