腹力呼吸を習慣付けるだけでも、体調はよくなり、丈夫な心身をつくります。自律神経を整え、体内(細胞)の働きを活性化させる呼吸の効果は絶大です。腹力呼吸のコツ(ポイント)は、次のとおりです。
1. 腹部の動きに集中 → さぁ息を吸って・・・というと殆んどの方は、胸を膨らませようとします。息を吸おう・吐こうと思わずに、もっぱら下腹部の動きに、意識を集中させます。
2. 腹部のイメージ → 下腹部に気が注がれ腹部が、徐々に大きく膨らんでゆく… このようにイメージしてゆくと、自然に鼻から吸えるようになり、そしてリキむような力ではなく、腸を滑らかに絞り込んでゆけば、口元から細く深く長く、自然に吐き出してゆけるようになります。
3. 焦らずにゆったりと → 笑みを浮かべつつ、ゆったりとした呼吸のリズムに心地よさを感じてゆくと、やがて… 腹部に温かさを感じられるようになり、下丹田が目覚め始めてきます。
※絶対に無理は禁物 → 人は、横になることで、自然にリラックス(弛緩)できますので、より効果を得るためにも、就寝時にされることをお薦めします。無理は絶対に禁物ですから、疲れたら、必ず休んでください。
以上、お腹の力に補われた、より良い呼吸 → 腹力呼吸習得のコツでした。体内(細胞)の働きを活性化させ“体温を上げる健康術” 習得への第一歩です。ぜひ皆さんもお試しあれ~!