中国最古の医学書／黄帝内経 → 体全体を丹田と観なし、生命の源である元気（精気／根源のエネルギー）をいい、中国南宋の朱子によって大成された理気説では、宇宙全体を丹田と観なし、万物を生成する天地の精気として扱われる。活動エネルギーの源を精気と顕し、この精気を生み出す自然神（自然の摂理）に逆らえば、病気など災いを招くと考える。

 

心静かに穏やかに.. 気を内外にめぐらせれば、自然神は歩むべき道標を示してくれる。それが、この世の摂理／太極の理気。施術を習慣化すれば精気（力）は増幅し、噓のように楽になってくる。疲れが蓄積した細胞はじっくり精気を蓄え、その機能を復活させてゆく。急ぐと反って体調を崩すことも.. 急（いそ）がばまわれ！ 急（せ）いてはこと仕損じる。

 

元気な細胞に入れ替わるまで、細胞も修復作業に専念し（戦っ）てるから時間も少し掛かる。体の言い分に耳を傾けてれば、細胞はきちんと応えてくれる。これが生体恒常性機能。環境変化に順応しつつ、生命維持し続ける現象。気は魂の一部。気の力を鍛えれば、魂の力も強くなる。魂の力が強ければ、厄介な奴らに憑依されることなく、溢れでるオーラに守られ、病魔をも追払ってくれる。