腹力呼吸 体験日記 Ver.1 気功のことやそれに辿り着くに至る思いを書いてますが、読者の方々にはいつもながらホント感謝します。考えたら気功の内容を今までなんとなくしか呟いていませんでした。
せっかくなので、今日から何回かに分けて気功で感じたことを呟いていくことにしました。興味がなくても読んでくださる方にもホント感謝致してます。身体に反復させるつもりで少し具体的に書いていきたいと思います。
つまり自分のためですね。笑)今日は、気練房さんではじめに誘導していただいた、腹力(ふくりき)呼吸法を、どんな流れで体感に辿り着いたか、です。と言ってもまだまだなんですが、技術的なことや、説明は、プロではないので詳細にはできません。すいません(汗)
はじめて訪ねたときは、前にも記したように胡散臭いというイメージが強くありました。テレビで人を吹き飛ばし、得意げになっている胴着のようなものを着用したおじさんを見たとき「うわぁ、嫌だぁ」と思ったのでした。
好きな詩人が、「呼吸が良いと詩がスラスラ書けるというのは、関連あるんでしょうね」と対談している本を読んではじめて、行動する気になり、調べて行ったのですが、それでも疑いから入りました。
先生は、自信溢れる雰囲気で、それでいながら控えめという両極を持った男性の方でした。胡散臭い雰囲気はありませんでしたが、基礎体力がほとんどなく、身体が脆いことや、元々敏感なところがあって、それゆえに難儀する部分をある種、防御するためか思考をフル回転させやすい一面がありました。
物書きの勉強をしているのも関係しているかもしれません。そういう状態に「胡散臭い」というイメージが加わっていたので「お腹温かくなってきましたか?」と先生に聞かれても「いえ、全くです」と答えるしかありませんでした。
つまり疑いを持ちながら、かつ頭で感じようとした、ということで。二度目も感じず、三度目も感じず、四度目でなんとなく感じるようになり、五度目で割りとはっきり感じるようになり、今では疑いは消え去り、やっと体感することができてきました。
その感覚は、鼻から息を吸い、口から吐くとき、身体から悪いものが出ていくような感じがしました。胸に黒いもやのようなものがあるとして、鼻から吸う息はキラキラした、きれいな風のような空気で、それが鼻から取り込まれて胸に達するとき、黒いもやのようなものが、キラキラした空気の侵入によって押し出され口から吐き出される。
胸のなかはスッキリし、それがいわゆる「滞り」のなくなった状態なのか、私の場合はこれを繰り返すと、自然に湖の風景が頭に浮かんできます。穏やかで、きれいな湖に優しい太陽光が水面を輝かせていて、キラキラ眩しいものが浮かんだとき心が軽く、静かにスッキリします。