腹式呼吸を知ってるという方でも、いきなり さぁ息を吸って~ っていうと、皆さんほとんど、胸から膨らませます。下腹部を膨らませながら! っていうと、少しだけ腹式呼吸に近づいてきます。腹式呼吸という言葉は知っていても、実際にやってみると、身についてなく、長く続かない人が多いです。
気練房では、お腹の力に補われた呼吸法を、より良い腹力呼吸をご指導しています。腹力呼吸は、すべての呼吸法の基本です。腹力(ふくりき)とは、お腹の表面の力ではなく、蠕動運動する腸(内臓)の力です。腹力呼吸(ふくりきこきゅう)で、ゆったりと深く長く呼吸する。こんな習慣を身につければ、腸の働きがよくなり、便秘も解消でき、お腹も丈夫になり、元気もでてきます。
百利あって 一害なし! といわれる腹力呼吸を、反復し習慣づければ、腸内細菌も活発になり、消化力は高まり、酸素も多く供給され、血もきれいになり、自然に鼻呼吸もできるようになって、イビキもなくなり、抗菌作用も高まり、深部体温を上げ、よく眠れるようになり、イライラ、不安、心身の疲れもなくなり、さらには、古皮質(原始脳)も活性化し、アガリ性は勿論、超感覚的知覚 (ESP) など、未曾有の潜在的な能力まで呼び覚まします。
長い息は、長生きに通ずるといわれます。ぜひ皆さんも、ゆったりと、深く長く呼吸する習慣を身につけて、元気になってくださいね!