深い呼吸は細胞活動(生命維持)にとても重要です。呼吸の浅い人は元気も出ないし病気になりやすい。現代人は酸欠状態! 1にも2にも先ず呼吸!
酸素は呼吸によって体内に取り込まれ赤血球と結びつき、体液成分となって全身の細胞へと運ばれます。その結果、細胞内でエネルギーを生み出し、筋肉や内臓の働きを高めます。
体内の酸素濃度が、95%以下だと酸欠状態です。(自覚のない人もいます) 体内の酸素濃度が低いと、脳に必要な血液量も減って、大切な脳は酸欠(貧血)状態となってしまいます。
脳細胞が酸欠になると、当然、脳の働きも鈍くなります。脳に酸素がまわっていないという感覚・・・ 何となくわかりますよねっ!
疲れやすい、いつも眠い、集中力や記憶力がない、物忘れがひどい・・・ こんな人は、脳が酸欠状態になっていることが多いです。
酸素が不足すると乳酸などの疲労物質も、溜まりやすくなります。頑張りすぎると体はエネルギー不足となり疲れてしまいます。
正常な人は、肺が大きく上下にも伸縮し、十分に酸素を供給しているのに、呼吸の浅い人は、肺の上部しか使っておらず、肺胞の下方は動いてません。
横隔膜を使って深く呼吸していれば、肺胞に空気が行き渡り、すべての細胞はしっかりと機能し、全身をきちんと修復してくれます。
無理がたたって、体を壊す前に、手遅れになる前に、日頃から深呼吸全ての呼吸法の基礎となる腹力呼吸を、習慣(頻繁)にしてください。